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Amigo Projectが休眠預金事業実行団体に採択されました。
一般社団法人日本民間公益活動連携機構【JANPIA】が主宰する【新型コロナ及び原油価格・物価高騰対応支援枠助成】事業(資金分配団体:NPO法人ACOBA) の実行団体に採択されました。
事業概要
外国にルーツを持つ子ども・若者は、日本語教育の環境や制度等の問題から、日本語力を伸ばしたり自己効力感/肯定感を醸成したりする機会が不足し、本来持っている力を発揮できず、地域社会から孤立していしまうケースが少なくない。実際、低い高校進学率(40%〜60%と推定)や高校卒業後の進路選択の課題も(進学率51.8%、非正規就職率39%等)明るみになっている。一方、子どもたちの保護者は、日本社会に対する知識や言葉の壁などから子どもたちの進路選択をサポートしたくても難しい状況である。このような状況に対し、東葛地域では、日本語教室はあっても特に10代以降の若い世代に向けたキャリア教育等を実施する場や将来のキャリア選択とつながる日本語学習の場がほとんどない。
そこで、新規に日本語教室を1つ開設し、また、既存の日本語教室3つとも連携しながらキャリア教育プログラムを実施する。さらに、保護者が子どもの進路選択に関するサポートを担えるように情報提供や相談の機会の場を提供する。具体的には、①東葛地域や地域の課題を知り、課題解決策を考え地域に提案するプログラム、②地域の多様な大人や外国にルーツを持つ社会人と対話しその生き方や考え方を学ぶワークショップ、③自分これまでを振り返り、将来について考える自己探求ワークショップ ④自分の将来像考え、発表するワークといった4つの項目からなる支援プログラムを実施する。
保護者に関しては、子どもと気軽に参加できるスポーツや文化イベントを企画実施し、アウトリーチを測る。その上で、情報提供や相談会を多言語で実施し、保護者自身が子ども・若者の進路選択に関わることができる力を養う。
このような活動によって、外国にルーツを持つ子ども・若者が地域社会に生きるメンバーとして自立し、本来持っている力を発揮することで、東葛地域が多様で豊かな地域として発展させることができる。
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